お客さま本位の業務運営に関する基本方針

2021年12月24日

 さわやか信用金庫(以下、「当金庫」といいます。)は、「さわやかに まごころをこめて」のキャッチフレーズのもと、 基本理念・経営理念の実現にむけ、全役職員が「お客さま目線」に立って考える意識を共有し、お客さまのさまざまな課題解決に取り組んでいます。
 当金庫は、お客さまの多様なニーズに適切にお応えしていくために、「お客さま本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー) に関する基本方針」を策定しました。
 この基本方針に基づき、お客さま本位の良質な金融商品・サービスのご提供を行うため、今後も当該方針の見直しを定期的に行い、基本方針に係る取組状況を年1回公表いたします。
 なお、当該方針は、お客さま本位の業務運営を実現するために、金融庁の「顧客本位の業務運営に関する原則」の「7つの原則」を基に作成しております。
 以下がその「7つの原則」です。

原則1 顧客本位の業務運営に関する方針の策定・公表等
原則2 顧客の最善の利益の追求
原則3 利益相反の適切な管理
原則4 手数料等の明確化
原則5 重要な情報の分かりやすい提供
原則6 顧客にふさわしいサービスの提供
原則7 従業員に対する適切な動機づけの枠組み等

「お客さま本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー)
に関する基本方針」

1.お客さまにとっての最善の利益の追求

 当金庫は、お客さまにとって使い勝手のよい、良質な金融商品・サービスを提供し、お客さまの最善の利益を図るよう努めます。(金融庁原則2、注対応)

  1. 【アクションプラン】
  2. (1)お客さまの最善の利益の追求のために役職員が高度な専門性と倫理観を保持し、お客さまに対して誠実、公正に業務を行います。(金融庁原則2本文対応)

2.利益相反の適切な管理

 当金庫は、お客さまとの取引における利益相反の可能性について正確に把握し、お客さまの利益を保護するとともに、利益相反の管理を適切に行います。(金融庁原則3本文および注対応)

  1. 【アクションプラン】
  2. (1)別に定めております「利益相反管理方針」を遵守し、お客さまの利益が不当に害されることのないよう適切な管理を行います。(金融庁原則3本文および注対応)
  3. (2)商品を販売する際は、手数料の多寡等による特定の商品の推奨は行わず、お客さまの意向、ニーズに合った商品をご提案いたします。(金融庁原則3本文および注対応)

3.手数料等の明確化

 当金庫は、お客さまにご負担いただく手数料その他の費用について、その手数料がどのようなサービスの対価に関するものなのかを含め、 お客さまにご理解いただけるよう分かりやすく説明いたします。(金融庁原則4対応)

  1. 【アクションプラン】
  2. (1)お客さまにご負担いただく手数料の金額を明示するとともに、投資信託商品については、信託報酬、信託財産留保額などを、お客さまにとって分かりやすく説明いたします。(金融庁原則4対応)

4.重要な情報の分かりやすい提供

 当金庫は、お客さまに対してご提案等を行う金融商品の商品性・サービスの基本的な利益(リターン)、リスクなど重要な情報について、 お客さまが理解できるよう分かりやすく提供いたします。(金融庁原則5本文対応)

  1. 【アクションプラン】
  2. (1)お客さまにご提案等を行う際に使用する販売用資料、ご覧いただくホームページにおいては、お客さまにとって平易で分かりやすい情報の提供に努めます。(金融庁原則5、注3および注5対応)
  3. (2)投資信託商品の商品性、リターン、リスク、お取引いただいている条件などの重要な情報について、お客さまの取引経験、 金融知識等を把握したうえで明確かつ平易に説明いたします。(金融庁原則5、注3および注5対応)
  4. (3)重要情報シートを使用して情報提供する場合には、投資信託の委託会社などその組成に携わる事業者が販売対象として想定する属性顧客についても提供します。商品の選定理由や利益相反の可能性のある場合の、具体的内容及び取引・業務に及ぼす影響等の重要な情報は、都度状況に応じて説明してまいります。(金融庁原則5、注1対応)
    ※重要情報シートについては、組成業者などによる準備が整い次第導入予定です。
  5. (4)当金庫は、複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨する場合には、個別に購入いただくことが可能かどうかを含め、それぞれの重要な情報についてもわかりやすく説明してまいります。(金融庁原則5、注2対応)
  6. (5)複雑またはリスクの高い商品の販売・推奨を行う場合には、お客様が同種の商品内容と比較することが容易になるように、「投信ラインアップ」などの他に重要情報シートを用いて、リスクとリターンの関係など基本的な構造を含めた、分かりやすく丁寧な情報提供を行います。(金融庁原則5、注4対応)

5.お客さまにふさわしい金融商品・サービスの提供

 当金庫は、お客さまの資産状況、取引経験、知識および取引目的・ニーズ等を把握し、お客さま目線に立って、お客さまにふさわしい金融商品・サービスを提供いたします。(金融庁原則6本文対応)

  1. 【アクションプラン】
  2. (1)お客さまの資産状況、取引経験、知識やご意向等をしっかりとお聞きし、ライフプランなどを踏まえたコンサルティングを行い、 お客さまが必要とされている金融商品・サービスをご提案いたします。
    商品やリスクの内容、市場動向等について情報提供を行うとともに、お客様の運用状況を踏まえ、丁寧なアフターフォローを行ってまいります。(金融庁原則6、注1対応)
  3. (2)当金庫は、複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨を行う場合には、個別に購入いただくことが可能かどうかを含め、そのお客様にふさわしいかどうかに留意した上で行います。(金融庁原則6、注2対応)
  4. (3)当金庫は、重要情報シートを用いて金融商品の販売を行う場合は、投資信託の委託会社など、その組成に携わる事業者が販売対象として想定する顧客属性を特定・公表するとともに、それに沿った販売を行います。(金融庁原則6、注3対応)
  5. (4)ご高齢のお客様への販売については、注意喚起するとともに、個々の取引についてルールに適合しているかを確認のうえ、より慎重に対応してまいります。(金融庁原則6、注4対応)
  6. (5)当金庫は、お客様に対し、その属性に応じて金融取引に関する基本的な知識を得られるための情報提供を積極的に行います。そのために、当金庫職員がその取扱う金融商品の理解を深めるよう、教育・研修に力を入れます。(金融庁原則6、注5対応)

6.お客さまの満足度を高めるための人材育成

 当金庫は、お客さまの満足度を高め、お客さま本位の営業活動を促進するために、職員への教育を徹底し、高い倫理観と専門性を備えた人材を育成します。(金融庁原則7本文対応)

  1. 【アクションプラン】
  2. (1)市場動向や商品などに関する専門知識の修得、コンサルティング能力向上のための研修、倫理観を高めるためのコンプライアンスに関する教育に取り組みます。(金融庁原則7、注対応)

取組成果