新入社員研修について
New Employee Training
さわやか信用金庫は、人材の育成に
最も力を入れて取り組んでいます。
その基本的な考え方をご紹介します。

さわやか信用金庫が誇れるもののひとつとして、充実した研修制度があげられます。
当金庫は新卒採用を積極的に進めてきたことから、職員の3分の1が20代の若手職員となっています。その若手職員が早く活躍できるように、様々な研修を行っています。中でも特に力を入れているのが、新入職員研修です。
新入職員研修は6日間、鎌ヶ谷にある全国信用金庫研修所において泊り込みでおこなわれます。独自のプログラムによって、社会人としての基本的なマナーを身につけ、集団生活の中でコミュニケーション力をアップすることを目的に実施され、一人ひとりがイキイキと社会人としてスタートできるような内容となっています。
もちろんその後も研修は計画的に行われ、新入職員から支店長までの階層別研修や営業、融資、預金などの業務に応じた職務別研修、年金や外国為替、住宅ローンなどの商品や業務に関する知識を向上させる研修など、様々な学びを通じて成長していくことができます。
ただし、成長する上で最も重要なのは、自ら主体的に学んでいく姿勢です。向上心を持ち、常に前向きに努力を続けていくことで、若手職員もキャリアアップのチャンスをつかむことができるでしょう。
営業店における
若手育成について
One-on-One Training
さわやか信用金庫では、
配属先の各営業店において、
先輩がマンツーマンで
新入社員の指導にあたる
「マンツーマン制度」のほか、
実際の業務に役立つ教育が、
一人ひとりの職員に合わせて
継続的に行われています。
新宿西支店での様子を
支店長と若手職員2名に聞きました。

-
K・O職員
2021年入庫
-
H支店長
1994年入庫
-
M・O職員
2023年入庫
-
M・Oさんは入庫1年目、K・Oさんは入庫3年目ですが、最初の頃はどのようなことが不安でしたか?
-
配属直後は、さまざまな年代の人たちがいる職場でうまくやっていけるのか、不安でいっぱいでした。学生時代にやっていたコンビニのアルバイトとは違うはずだと思って緊張しました。
-
私も同じです。でも、とてもあたたかく迎えていただいて、恐縮してしまうほどでした。仕事については、マンツーマン制度で手厚い指導が受けられたので安心しました。
-
マンツーマン制度では、実際の業務に必要な知識が身につきます。私のリーダーは経験豊富な女性の先輩で、電話対応や伝票の処理の仕方などをしっかり教えていただきました。電話対応が特に苦手だったんですが、そばについていてくださったので心強かったです。業務中に教えていただいた伝票の処理などの事務については、その後でマニュアルの読み合わせもしていただきました。
-
私のリーダーだった女性の先輩は、必要な業務知識に加えて、どのように書類を整理すれば次の人が作業しやすくなるかなど、周囲に対する気配りについても指導してくださいました。チームで仕事をするうえで大切なことが理解できました。
-
支店全体の雰囲気とマンツーマン指導で初期の不安は解消されたということですね。

支店全体に若手を育てようというあたたかい気持ちがある
-
マンツーマンで指導が受けられるのは、制度としては約2ヶ月ですが、その後はどうですか?
-
その期間が終了しても、それまでと変わらない感じで教えていただいています。
-
私も同じです。いつまでがマンツーマン制度の指導だったのかもわからないくらいです。
-
今は融資課の直属の上司にもきめ細かい指導を受けています。自分が対応した業務について、その場で具体的なフィードバックがあるのでありがたいです。
-
支店全体に若手を育てようという気持ちがあることを実感します。一人ひとりの成長段階に応じた指導が受けられます。私の場合も、少しずつ自分の意見が言えるようになってきて、それに応じたアドバイスをしていただいています。
-
支店内の雰囲気があたたかいので、周囲のどの先輩でも、わからないことがあったらすぐに質問できて、丁寧に答えていただけます。
-
風通しが良い職場で、支店長が気さくに声をかけてくださるのも嬉しいです。
-
「ちょっと固まっているな」とか「何かあったのかな」などは、見ていてだいたいわかるものなので、お節介にならない程度に声かけはしています。
-
私にとっては、2年上のK・Oさんが営業担当として身近なロールモデルになってくださっているのも、日々の目標になっています。
-
私も後輩ができて、自覚が生まれたというか、「しっかりしなきゃ」という気持ちになりました。私も支えてもらっています。

成長を評価してもらえることが頑張ろうという気持ちの原動力
-
支店長はわかりやすく解決の糸口を示してくださるので、ハッと気づかされることがよくあります。
-
私が基本方針にしているのは「整理整頓」「時間管理」「論理的思考」の3つ。つまり、まず、やるべきこととやらなくていいことを分ける。その中でやるべきことをいつまでにやるかを決める。どうすればそれを達成できるかを考える。このロジックで説明すると腹落ちしてもらえることが多いんです。
-
支店長にマトリクス図の作り方を教えていただいてから、整理して考えることができるようになりました。私が尊敬する先輩も支店長が掲げる方針で効率的に仕事をして、お客さまに喜んでいただいています。
-
若手でも中堅でも、みんなの成長が感じられると、支店長として大きな手応えがあります。私も日頃から「よく気がついたな」とか「このアプローチは素晴らしい」など、一人ひとりの良いところを見つけたら、すぐに褒めるようにしています。
-
相談して「それでいいと思うよ」と言っていただいたり、日報に「Good Job!」とコメントがあったりすると、ますます頑張ろうという気持ちになります。
-
ふたりとも素直で、お客さまのことを一生懸命に考えているのがとてもいいところ。どんどん経験の幅を広げる機会を作ってあげたいと思っているので、今後も期待しています。
-
これからもよろしくお願いします!
教育研修体系について
Education and Training System
さわやか信用金庫では、新入職員研修
だけでなく、各階層ごとの研修や、
営業・融資・預金から
コンプライアンス関連まで
豊富な研修制度が整備されています。
また、各職員の自己成長を
支援するために、各種公的資格や
検定試験の奨励制度も用意されています。
さわやか信用金庫の教育研修体系(抜粋)
-
階層別研修
入庫はまず、新入職員研修により、ビジネスマナーや人事制度、基本的な事務などを学びます。その後、推進役、課長、次長、支店長と昇進する段階で、管理者としての実務研修により職員をサポートします。
-
新人研修
-
中堅職員研修
-
中間管理職研修
-
支店長・次長研修
-
-
職務別研修
入庫後約1年は、まず預金事務か融資事務を習得していただきますが、総合職は営業か融資受付を担当し、一般職は融資事務かテラーなどの預金事務を担当します。その担当する業務に応じた研修で職員のスキルアップを図ります。
総合職
-
営業業務研修
-
融資業務研修
-
預金業務研修
一般職
-
-
個別OJT
新入職員として営業店に配属された後は、マンツーマンリーダーが個別に指導します。また本部スタッフが営業店に出向き、融資や営業、また店頭セールスなど若手職員を直接指導する研修もあります。
-
新人教育
-
融資スキルアップ
-
営業力アップ
-
店頭セールス力アップ
-
-
金融業務基礎知識向上研修
金融業務に必要な知識、たとえば預金・融資・年金・外為・住宅ローンなどの知識向上を図るための多数の研修が用意されており、職員をサポートしています。
-
自己啓発
銀行業務検定などの試験に合格すれば受験料相当額が支給されます。また難易度の高い科目や国家資格を取得すると表彰され報奨金が支給されます。
-
検定試験奨励制度
-
内定者が感じた素朴なギモン
Q.
階層別研修は、どのくらいの頻度で行われるのでしょうか?
また、具体的にどのような内容の研修があるのでしょうか?
どのような資格の取得支援プログラムがあるのでしょうか?
きめ細かいマンツーマン指導で当初の不安はすぐに解消